北海道 紋別郡遠軽町丸瀬布、 平成27(2015)年8月29、30日 撮影
丸瀬布(紋別郡遠軽町丸瀬布上武利)の「いこいの森(遠軽町丸瀬布森林公園)」には、かつてここの森林鉄道で活躍した蒸気機関車が動態保存されている。オートキャンプ場や遊戯施設もある園内の変形ドックボーン状に敷設された総延長2kmの区間を30分に一回、一周(約13分)走るのである。
ちなみに 昔、ここに存在した森林鉄道は「武利意・丸瀬布森林鉄道」と云った。
大正15(1926)年、測量が開始された。
昭和2(1928)年9月竣工。森林鉄道完成時には軌間762mmの線路が、総延長84Kmにも及んだ。
機関車は蒸気機関車が12両、そしてディーゼル機関車も17両在籍した。
現在走っている機関車は雨宮製作所(東京)で昭和3(1929)年9月4日に完成したサイドボトムタンク機関車である。完成後、部品状態で丸瀬布に持ってもられて現地で組み立てられた。
昭和33(1958)年に廃車となり、保存された。
森林鉄道は昭和37(1962)年に鉄道輸送を終了している。
復元は昭和51(1976)年5月12日から整備が始まり、昭和54(1979)年5月15日から動態保存運転を行っている。
29日(土曜日)朝のフライトで旭川へ。レンタカーで走り、昼過ぎに現地着。
30日(日曜日)は午前中撮影し、昼過ぎに現地発で夕刻のフライトというスケジュール。
29日は森林鉄道を彷彿させる情景を求めて撮影。
30日は、森林公園という遊戯の場の情景を求め撮影。
2態の情景を撮り分けてきた。
■ 森林鉄道風 雨宮21号機
■ 公園風 雨宮21号機
(子供の顔は一部 画像処理してある写真があります)