上;長浜〜虎姫(6月2日)
集落内の掲示板に、「川切り」という6月中旬の日曜日朝7時からの集合案内をみつけた。何かの祭礼かと訊ねたら、「川」の掃除だという。添付写真は、集落内を流れる「川」と呼ばれる用水路である。 琵琶湖の逆水が利用できるようになるまでは、琵琶湖の水も絵に画いた餅であった。高時川、姉川の水を農業用や生活用に各集落に巡らす用水路は、まさに川の恵であった。
上左;瀬田付近で、米原への送り込みを狙う。(宿泊ホテル契約駐車場より)
上右;米原〜坂田。 滋賀県出身の「飛び出し坊や」が見守る。
滋賀県を走ると、いたるところで目にするが、絵柄のバリエーションが豊富だ。飛び出し坊やファンが居るほどの、隠れた人気ゆるキャラだ。
上写真2枚; 米原〜坂田 (7月28日)
煉瓦造りの橋は、アーチの組み方が隧道と同じ要領であることが分かる。川の流れを変えたのであろう、橋の下には水はない。B6が、9600が、D50やE10さえも通った橋梁だろう。 そんな時代を彷彿させる建物が、沿線にはまだまだ残っている。
上; 「SL北びわこ号」始発の米原駅は近い。 彦根〜米原 8月4日撮影。
上; 坂田〜田村。 集落内ではお盆を前に、墓地の草むしりをされていた。 8月4日撮影。
上写真3枚; 坂田〜田村、8月11日撮影。 (流し撮りの背後は、長浜ドーム。)
上写真; 坂田〜田村、 8月18日撮影。
8月24日は「地蔵の縁日」として知られ、8月も中旬以降になると近江の各所では「地蔵盆(地蔵まつり)」として地蔵堂にお供え物などをしたりして祀り、そして周囲に集い遊ぶ。長浜市内やその周辺でも「地蔵盆」は盛んで、旧長浜市が編纂した10年前の資料においても、長浜市内で地蔵盆を開催する地域は394箇所にものぼるという。講組織が主体になる場合もあるが、町内会など自治会が主体での開催も多い。
集落の辻という辻には地蔵堂があり、普段は閉扉されている扉も、この頃には開扉されていることが多い。
添付写真の地蔵堂では、前夜に地蔵盆が行われたという。
今日は木之本地蔵院の大縁日である。駅から地蔵院への坂道、通称「地蔵坂」には午前中、傘の花が咲いた(上写真左)。しかし午後からは縁日日和となった(上写真右)。