C56牽引の臨時列車「北びわこ号」の秋季運転は、11月4日、11日、18日、25日と12月2日に行われた。
そのうち11月18日以外は撮影に湖北を訪れた。 運転初日は日中には20℃を若干越える気温だったが、最終運転日には最高気温でも5℃と冬の足音が急ピッチであった。ただ、雪の伊吹山をバックにした紅葉も見られ、美しい湖北を堪能することができた。
汽車、民俗儀礼のオコナイ、温泉に味覚に人々など 魅力たっぷりの湖北を訪れると、本当に心の故郷を実感する。
上9枚;虎姫〜河毛。 今年は10年に一度という紅葉の当たり年と云われるように、鮮やかな紅葉がみられた。
上;河毛〜高月。 遠方にうっすらと雪をいただいた重畳たる山並みを背景に。
上;米原〜坂田。 梵鐘には「南無阿弥陀仏」。
花と香に満たされ、白鳥や孔雀が歓喜の歌を歌い、天人が楽を奏でるという阿弥陀様の極楽浄土。梵鐘のレリーフは、天女だろうか。