日本!(雅楽・舞楽)
No.34 四天王寺 「篝の舞楽」

撮影場所&日;大阪市天王寺区、平成21(2009)年8月4日
撮影機材;Nikon D300+VR70-200mmF2.8、D80+Tamron28-75mmF2.8

平成21年度、四天王寺(大阪市天王寺区)さんの【篝の舞楽(天王寺舞楽協会・雅亮会・四天王寺)】を拝観してきた。
曲目は、【振鉾】【桃李花】【胡蝶】【陪艫】、長慶子であった。
午後7時開演の15分くらい前から通り雨が強く降り、一時はどうなるかと心配したが、15分程で止み、5分くらいの遅れで開演できたのは幸いであった。いづれも雅亮会さんの個性的な舞ぶりで大変に素晴らしかった。特に印象的だったのは、【胡蝶】【陪艫】である。
【胡蝶】は童舞であるが、巫女さんや成人女性も舞うことがあるが、当夜は伝統的に男子の童によって舞われた。男子児童が舞うのはオリジナルではあるが、個性的なのは舞ぶりである。一臈から四臈まで、舞座に向かうのに、ピョンピョンと跳躍するかのように舞っていくのである。このような【胡蝶】は、初めて観た。すごいっ。
【陪艫】は武舞で右舞なのだが、装束の色だけ見て判断すると、左舞かと思ってしまう。当夜は右方(みぎかた)から二人、左方(ひだりかた)から二人が登台された。以前、この舞を拝観したのは伊勢神宮の神楽祭であった(拙HPでUP終了)が、その時はオーソドックスに舞人さんは抹額冠(まっこうかんむり)に巻纓(けんえい)であったが、当夜は鳥甲である。いでたちで、かなり印象が変わる。それにしても難しい舞であろう。楯、太刀だけでなく、長い鉾をビュンビュンと振り回す。それが四人、揃わなくてはならない。それが誠に勇壮かつ美麗で、素晴らしい舞であった。手に汗を握りながらシャッターを押す。
【陪艫】は、縦一列となって降台されるシーンである。このような一列になるシーンを横位置から撮影したかったので、例年カメラを構えるポジションとは違う場所から撮影した。
昨年の篝の舞楽⇒www.photoland-aris.com/myanmar/near/127


■左舞【桃李花】


■右舞【胡蝶】


■右舞【陪艫】



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