真野恵里菜ちゃんファンクラブによる、一泊2日の 第2回目のバスツアー。
今回は、諏訪湖畔へ。
■ 一日目 ;平成23(2011)年6月25日(土)
真野恵里菜 Friends "Bus" Party Vol.2 の帰宅報告。
朝07時半、名古屋駅に集合した真野恵里菜ちゃんのファンクラブ バスツアー参加者は大型バスに乗車し、08時04分に出発した。今回のガイドさん、昨年のバスツアー(Vol.1)の時と同じ人で、なんとなく懐かしさと信頼感からの安堵を感じる。
今回の行き先は数日前にマネージャーさんと真野ちゃんのツイッターで 諏訪方面と書いてあったので、“方面”とは何処だろうかと思っていた。が、上諏訪温泉であった。
梅雨の季節だが、名古屋は晴れで蒸し暑い。バスは昼食休憩となる諏訪湖SAを目指す。途中、TV画面では、真野ちゃんの映像が流れる。ベスト3シリーズで、現地のお土産物紹介、グッズ紹介、そして真野ちゃんの色んな顔ベスト3である。
その後にマノフレ持参のDVDを鑑賞しているうちに諏訪湖SAに到着した。諏訪湖SAには10時40分到着で、30分間の休憩だが、早めの自由昼食となった。 ここを出発すると、いよいよ真野ちゃんの元へ! 2ショット撮影だ。
レストランで馬を食べる時間は無いので、フードコートで昼食に蕎麦を食べる。冷やしおろし天婦羅蕎麦を注文。ひんやりと美味かったが、うっかりネギを混ぜて食べて口がネギ臭くなって、しまったっ!と焦った。まぁ 2ショット写真の時は面と向かって握手とかと違うから、と思いつつも歯ブラシが手元に無い。キシリトールガムを必死に噛みまくった。ネギ臭さよ、さようなら。真野ちゃん、こんにちわ。
いよいよ2ショット撮影のために、撮影会場となっている諏訪湖湖畔のホテル「鷺の湯」に到着。東京・大阪・名古屋の三方面から計6台の大型バスでマノフレ(真野ファン)が駆けつけてくるはずだが、距離的にも名古屋組が一番乗りである。撮影の順番はIDカードの番号順であるが、なんと拙者は先頭バッターだ。一度、白鳳の間という宴会場が待合室になっており、そこで待機することとなった。総勢45名のマノフレが、固唾を飲みながら緊張して控える。まるで面接前という様相だ。さりげなく各人を窺うと、髪を直す人、服をいじる人、落ち着いたふりしてもアドレナリンがグツグツと沸いているのが分かる。と、そこへ扉が開いたかと思ったら、浴衣姿の真野ちゃんが入って来て、歓声が起こる。昨年はいきなり撮影だったから 今回は緊張を解すようにクイズをしましょう、という。クイズ、座席の上に置かれていた青と赤の二者択一シートを出すのだが、クイズの答えが真野ちゃんが間違っていても真野ちゃんの出した色と一緒の人が残っていくというシステム。第一問から真野ちゃん不正解で拙者は正解。ただ、真野ちゃんの選択した答えと同じでないから脱落。いきなり真野ちゃんが外したことで、どよめきが起こるが、殆どの人が正しい答えを出したために大部分の人が失格となる。第三問まで行い、残った人でジャンケンで景品となった。このクイズ、夜に同室の人と飲みながら話したのだが、私は真野ちゃんがわざと外したのではないかと思う。真野ちゃんが外したことで、どよめきを起こして緊張を解したか、あるいはふるいに掛けたか、、、。同室の人は、そこまで考えたのだろうか、と懐疑的だったが、むろん真実は不明だ。クイズの後に真野ちゃん、あちらで待ってま〜す、と出て行ったが、その途端に部屋中から 可愛かった〜 と溜息が溢れ出ていた。 緊張を解してくれたどころか、浴衣が可愛い過ぎる真野ちゃんとの2ショットに、益々緊張が走る。どうぞこちらへ、とスタッフさんの案内で真野ちゃんが待つ撮影室へ。名古屋組が最初なのに、その内でも先頭とは、心構えもなく真野ちゃんの前へ。
椅子に座って直ぐに、真野ちゃん可愛い!と言ったら真野ちゃんの弾ける笑い声が横で聞こえるが、その表情を見る間もなくレンズを見るとフラッシュが光った。
名古屋組の2ショット撮影後には、丸井伊藤商店という味噌蔵の観光に、12時40分出発。
行き先は茅野市の味噌蔵の丸井伊藤商店さんだ。
その後、野沢菜のお店に立ち寄り後、宿泊ホテルの「鷺の湯」(諏訪市)にチェックインした。
部屋は相部屋5人だが、バスの隣席の人以外は、初顔合わせとなる。挨拶を交わした後で、マノフレ(真野ちゃんファン)3人で、湖畔の遊覧船乗り場売店にソフトクリームと食べに行くことにした。名古屋から諏訪へのバス車中でのDVDで、真野ちゃんが話題にしていたアイスクリームがある。真野ちゃん曰く、バッタ アイス。正確にはイナゴであるが、まさに見かけはバッタである。甘いソフトに、塩味でカリカリとした歯応えのイナゴが絶妙な味わいだ。とりあえず真野ちゃんが話していたアイスを食べれて、3人とも満足。
その後、コンビニに行くという2人と別れ、私はガイドさんが仰っていた片倉館という日帰り温泉施設に寄り入浴、そして湖畔公園を歩いた。目指す先は、静態保存されているD51の824号機である。昭和18(1943)年3月16日に浜松工場で誕生し、昭和45(1970)年8月6日に長野で廃車になるまで信州路でひたすら活躍した機関車に、挨拶だ。 夕食までは部屋に戻り、マノフレと話をして過ごした。
夕食はホテル一階「白鳳」の間でのセットメニューで、17時半からであった。品数多く食べごたえあったが、嬉しかったのは 鯉の洗いが付いていたことである。まさか“鯉”が出るとは、真野ちゃんに“恋”する集団だから出してくれたとか。
ってなわけで夕食後の18時45分、バスに乗ってライブ会場へ出発である。会場は下諏訪総合文化センターで、バスで15分程で到着した。座席は昼間の抽選であるが、私は6列目である。
待つこと暫し、真野ちゃん登場。バスツアー参加者約250人ほどのためだけの、贅沢なライブの開幕だ。
セットリストは、「世界はサマーパーティー」「ごめん、話たかっただけ」「青春のセレナーデ」「心の谷間」「ダレニモイワナイデ」「OSOZAKI娘」「21世紀的恋愛事情」「元気者で行こう!」「My Days for You」そして「おやすみなさい」の計10曲である。
「心の谷間」は真野ちゃんのソロデビュー以前の音楽ガッタス時代に歌った曲だというが、その時代を知らない私には新鮮であったし、知ってるマノフレには懐かしい曲だったようだ。バスツアースペシャルということか。そして特筆すべきは、エンディング曲が「おやすみなさい」という、ライブ初公開の曲であったこと。1stアルバム収録曲で、曲の最後に台詞で おやすみなさい と入っているのが萌えるが、その台詞が聴けたのだ。その曲の前には、明日もイベントが盛りだくさんだから、お酒飲みすぎたりしないで早く寝るんですョとMCが有ってのこの曲だ。真野ちゃん、おやすみ、素晴らしい夜だよ。(で、部屋に戻ってからは同室のマノフレと0時半まで話てたけど)それと「ダレニモイワナイデ」が歌ってもらえる予感は、真野ちゃんがマイクスタンドを持った時点で大歓声が起こったことからも、期待度が並外れている。あ〜〜真野ちゃん、悩ましい曲とパフォーマンスだね。この曲、かなり別格的存在になりつつあるような気がする。
楽しかったライブも終わり、出口で真野ちゃんが一人一人で添付写真のカードを手渡しでくれて、お見送りしてくれた。一日目が終わっていく、、、あ〜時間よ止まれ。
■ 二日目 ;平成23(2011)年6月26日(日)
いよいよ2日目(6月26日)である。朝06時45分、昨夕食と同じ白鳳の間で、セットメニューの朝食を戴く。出発は07時50分である。2日の最初のイベントは、真野ちゃんを囲んでのグループ撮影である。あいにく野外は雨。予想では諏訪湖をバックに撮影かと思っていたが、無理のようだ。
定刻、バスが動き出したが、行き先は僅か80m南の片倉館である。煉瓦造りが洋風で風格のある片倉館の、まさか風呂場で撮る分けなかろうと思ったが、やっぱり片倉館は駐車場を利用しただけであった(汗)。雨のため、わざわざ80mの距離にもバスを出してくれたのだ。ここで整列。整列の頃には雨も上がり、薄日が差してきた。片倉館の駐車場から、宿泊ホテルの「鷺の湯」まで、撮影順に並んで撮影に歩いて向かった。雨のための撮影場所の確保、そしてその場合の手順など、手際よく準備がなされているのは流石である。
グループ撮影は、ピアノの前に座る真野ちゃんを取り囲むようにグランドピアノの周囲に立っての撮影だ。撮影のグループは、同部屋のマノフレ4人とである。3カット撮影されるようで、3ポーズ変えられるのかとポーズを話し合っていたが、他グループと撮影中の真野ちゃんを目の前にすると 全員が真野ちゃんの可愛さに呆然として、まともにポーズの意見もまとまらないうちに真野ちゃんの前へ。真野ちゃんに、ポーズはどうします?と訊かれ、真野ちゃん含め 猫のニャンポーズでフラッシュ3発。ポーズは変えられなかったが、可愛い子猫を取り囲むドブ猫の写真が撮られたはずだ。また写真は送られてくるから、仕上がりが楽しみだ。ピアノの周りで、真野ちゃんを囲んでの撮影。最高の情景に感謝である。諏訪湖バックより、良かったと内心思った。
片倉館駐車場を08時50分出発、次のイベントへ向かう。
グループ撮影の後はオルゴール作り に移動だ。
前日に真野ちゃんのライブが行われた、下諏訪総合文化センターに午前9時05分到着。全員がオルゴール作り会場に入れないので、半分は諏訪大社観光などに出かけている。
前回のバスツアーの時は全員で蕎麦打ちで、それはそれで楽しかったのだが、今回は記念に残ることを、という真野ちゃんのリクエストでオルゴール作りに決まった経緯がある。
オルゴールは日本国内においては、その6〜7割が諏訪周辺で製造されているという、オルゴールの名産地であること、知らなかった。オルゴール作りは、メカニック部分を木箱に納めるだけだろうと思っていたが、さにあらず。音を出す心臓部のドラムと櫛歯を微調整してセッティングしなくてはならない。で、曲は、、、マノフレ(真野ちゃんファン)と、できれば真野ちゃんの曲がイイね、話し合っていたが、ぬぁ〜んと真野ちゃんのソロデビュー曲の『マノソナタ』であった。この曲の発表が会場で有った時の会場の、歓喜のどよめきはすごかった。オルゴール作りはオルゴール博物館の奏鳴館館長さんはじめ、10人近くの職人さんが応援に駆けつけてくれて、インストラクターとして指導下さった(感謝)。真野ちゃんもオリジナルをステージ上で黙々と作っているが、誰一人として真野ちゃんを見ないで黙々と自分のオルゴール作りに没頭する。ゆえに真野ちゃん、私が居ても誰にも見られないステージって新鮮、ってMCで笑いを誘う。で、真野ちゃん、タイミングを見計らって会場を巡回して「できてますか?」とか一人ひとりに声をかけてくれる。嬉しいナ〜。ある程度できたと思って真野ちゃんに見とれていたが、インストラクターに見せたら まだまだ だという。ドラムに串が当る強さの加減が難しい。でも真野ちゃんの姿に、気もそぞろになりにけり。暫くして次は真野ちゃん、オルゴール箱に貼るステッカーを配りに会場を歩き、一人ひとりに手渡してくれた。真野ちゃんが目の前まで来ても顔も上げずに作るのに没頭するマノフレには、真野ちゃん大笑い。真野ちゃんを見ないなんて普段はありえない愉快な雰囲気が、会場を ほんわかと包み込む。
仕上がったオルゴール、真野ちゃんの合図で全員が一斉に鳴らしたら、メロディーは揃わなかったが、豊かな音色で響き渡った。
昼食後は『ファンの集い』である。会場は岡谷市文化会館(CANORA HALL)で、13時48分に到着した。
『ファンの集い』は昨年同様、アラケン氏の司会で始まった。真野ちゃん、ステージに登場しないで、マイク片手に客席にサプライズ登場だ。誰かに訊こうかなぁ〜と言いながらだから、皆が我先にと挙手をして大歓声だ。だいたいこの手のことに、当ったことがない。真野ちゃんがマノフレ(真野フレンズ=真野ファン)にインタビューを客席でしたのは直近では、「青春のセレナーデ」の振替イベントでもあったが、マノフレうまく答えてるなぁ、と思っていたものだ。 おっ、真野ちゃん、こっちに来るぞ。おおっ、階段を上がり始めた。えっ?!えっ?!こっちっ?!「ではこちらの方、バスツアー何回目ですか?」って、拙者にマイクが出されてしまった。焦る焦る。座ったままだったら、どうぞ立って下さい、と言われた。狭い通路で並ぶから、真野ちゃんの顔が40cmくらい近くにあってマイクを出されている。もう頭の中真っ白である。バスツアーどうですか?とかも訊かれた。あ〜〜〜驚いた。この日は、もう一度驚きがあった。『真野ちゃんに相談コーナー』で10人くらいがアンケートを読まれたのだが、ぬぁ〜んと最初に読まれてしまったのだ。相談者の方、手を挙げて下さい、で皆に晒されてしまった(汗)。
集いが終わってからバスに戻ったら、同室のマノフレから拍手されるし、知り合いマノフレからは 運を使い果たしましたね とか 真野ちゃんにインタビューされただけでもバスツアー代の価値が有る、とか言われるし。
で『ファンの集い』、真野ちゃんが恋人だったら言って欲しい言葉とか、爆笑かつ萌え萌えもあるが、真野ちゃんとマノフレが打ち解けている証の内容だろう。そして怪談コーナー、背後を走り抜ける幽霊(スタッフさんが三角頭巾に白装束で)に真野ちゃん、驚いて椅子から落ちて泣いてしまった。あ〜あ〜泣いちゃったぁ、とばかり反応を楽しむマノフレも、真野ちゃんを可愛がっている結果だ。
楽しく盛りだくさんな内容だ。歌は無くとも、たっぷり1時間、真野ちゃんとマノフレが混在一体となって盛り上がった。最後は、バスツアー中のマノフレが写ったデジタル写真のスライドショーを真野ちゃんにプレゼントして、おしまいとなった。そして握手会。
楽しかった二日間が もう終わるのだ、という虚脱感と共に、マノフレ(真野ちゃんファン)が真野ちゃん写真でデコレーションしたバスに乗り込む。しかしついつい期待してしまう。第一回バスツアーでそうであったような、真野ちゃんによるお見送りを。前回の白樺湖では、季節外のゲレンデ駐車場が利用できたが、今 走っている岡谷市内は住宅密集地だ。さて、真野ちゃんのお見送りは? 「ファンの集い」の時、私は後列から2列目という後方で、後ろには10人くらいしか握手列は居なかった。もし真野ちゃんのお見送りがあるなら、速攻で真野ちゃんは移動したことになる。はたして有るのか?有れば何処で? と、皆の期待が昂まる中、バスは諏訪湖湖畔へ出た。湖岸の閑散とした広場が続く道をバスは進み始めた。すると前方に、赤色燈を廻したパトカーが。パトカーの先導が有ったのか、あるいは普段解放していない空き地に入る許可を得たためか、バスが続々と湖岸広場に入り始めた。とその先にっ、真野ちゃんの立っている姿がっ!おお〜っ!と歓声が沸きあがる車内。6台のバスは、ゆっくりと手を振る真野ちゃんの前を通過する。一台一台、一つ一つの窓から叫ぶマノフレに視線を送る真野ちゃん。進行方向左側のマノフレがお別れを出来たら、バス群は一端集合停止。そして今度は右側のマノフレが挨拶できるように、真野ちゃんの前を順番に通過する。真野ちゃん好きだよぉ〜!という大勢の叫び声の轟音は届いたことだろう。やがて小さくなる真野ちゃんの姿に、ついつい涙腺が緩んでしまう。
ありがとう!真野ちゃん(そしてスタッフさん、ツアー関連の方々)、楽しかったよ。 またツアーやってね、必ず参加するよ。