ドイツ語圏(鉄道)

No.68

ドイツ・アンマー湖蒸機運転

Nr.68

Deutschland・Ammersee Dampfbahn


■ 2019年08月11日(日)、 Freistaat Bayern  Augsburg

Augsburg と Utting の区間で Ammersee Dampfbahn と称する蒸気機関車の運転が行われている。ただし毎年、7月8月の合計5日しか運転されないため、なかなか訪独で撮影機会が無かった。しかしやっと2019年に撮影することができた。当日はアウグスブルクの鉄道博物館の公開も行われたので、汽車の撮影の合間に寄ってみた。

Ammerseebahn の牽引機関車は事前のHPでは 01が予定されていたが、撮影場所に向かう列車の中から見た牽引機は01ではなく、57であった。01でないのは残念だが、57は初見の罐ゆえ、嬉しくもある。
この57型は従輪が無く動輪だけのテンダー機で、私の日本国鉄蒸機撮影歴の中では見たことが無い機体である。
この罐は各国の鉄道で使われたから、国によって呼称が異なる。
Prussian G 10、DRG Class 57.10-35、OBB 657
DB Class 057、DR Class 57.1-3、FS Class 47、SNCB Class 90
である。

この蒸気機関車は、プロイセンのT 16機関車のシャーシとP 8プロイセンの旅客機関車のボイラーに基づいて開発された貨物列車牽引式機関車だった。G 10は主要路線での大型貨物列車向けだったが、車軸荷重が低いため、ほぼ同等のプロイセンG 8.1よりも柔軟に使用された。 ゆえにG 10は、旅客列車にも時々使用されてたという。同形式の西ドイツでの最終運転は1970年9月22日で、057 070がその最終機番である。一方、東ドイツでは1972年まで使われていたらしい。
撮影した当該機はルーマニアのオーストリア鉄道歴史協会から譲られた657.2770である。

なお、Ammersee Dampfbahn の運転日は下記のURL でのHPを御参照下さい。
http://www.ammersee-dampfbahn.de/

上写真;珍しい機種ゆえ、各角度で3枚UP 。

上写真2枚;Augsburg Eisenbahnpark にて。03型はテンダーが本体と切り離されて展示されていた。
運転台を見たら助手が使う手袋が、、、投炭をしたまんまっていう、現役感がたまらない。

上写真;動態保存機のBr-41が整備中であった。


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