No.51
ヴァイセリッツタール鉄道 2018年
Nr.51
Die Weißeritztalbahn im Jahre 2018
■ 2018年05月02、03日 撮影 ザクセン、ドレスデン近郊にて。
Die Fichtelbergbahn と Die Lösnitzgrundbahn 同様、 SDG(Der Sächsischen Dampfeisenbahngesellschaft )が運営する鉄道である。
Weißeritztalbahn は Dresden HBF から RB に乗車して僅か12分の Freital-Hainsberg を始発駅としている。全長26.3Kmのナロー(軌間750mm)の単線で、全列車が蒸気機関車牽引で毎日運行されている。
始発駅から15.0 Km地点の Dippoldiswalde から終点の Kurort Kipsdorf までの11.3Kmの区間は、2002年の洪水被害以来、不通となっていた。しかし2017年6月17日に、不通区間が開通して記念列車が走った。不通時にはDippoldiswaldで折り返し運転行ってをいたのだが、例えば2015年の時刻表を見ても Freital-Hainsberg と Dippoldiswald の間には6往復のスジが設定されていた。しかし全線再開通後の2018年には全線を走るスジは2往復、Dippoldiswaldで折り返すスジを含めても3往復に減便されてしまった。
始発駅は海抜184mで、終点の Kurort Kipsdorf は海抜534mであるから、平均勾配は13‰ ほどになる。
今回、5月2日には夜に Dresden の Semperoper(ザクセン州立歌劇場;ドレスデン国立歌劇場) でオペラを聴く予定が有ったので奥地まで入らずに、Freital-Coßmannsdorf で撮影してDresden に戻った。翌3日には 15年ぶりに開通した Schmiedeberg まで行き、石橋を行くカマを撮影した。
上写真;Freital-Hainsbergの駅舎。
チラリと見える蒸機と、人。 実はこのような写真が撮影できた時が、一番嬉しい。